B型肝炎訴訟を弁護士に依頼する際に知っておきたい4つのこと

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「B型肝炎訴訟をして給付金を受け取りたい。しかし、個人で行うのは手続きが複雑そうだから、弁護士に依頼したい。」

そうお考え中の方もいらっしゃるのではないだろうか。B型肝炎訴訟を適切に解決するためには、事前に弁護士に依頼するメリット・デメリットや、B型肝炎訴訟に強い弁護士の探し方・選び方を把握しておくことが重要だ。

今回は、B型肝炎訴訟を弁護士に依頼する際に知っておきたい事柄について説明していきたい。ご参考になれば幸いだ。

目次

1、B型肝炎訴訟は弁護士に依頼した方がいい?依頼するメリットについて

2、B型肝炎訴訟を弁護士に依頼するデメリットは?弁護士費用について

3、B型肝炎訴訟に強い弁護士の探し方は?

4、B型肝炎訴訟に強い弁護士の選び方は?

1、B型肝炎訴訟は弁護士に依頼した方がいい?依頼するメリットについて

B型肝炎訴訟を提起する場合、必ずしも弁護士に依頼する必要はなく、ご自身で行うことも可能である。

しかし、弁護士に依頼した場合には以下のメリットがある。

(1)必要書類の取得・作成を全て任せることができる

B型肝炎訴訟では、予防接種等でB型肝炎ウイルスに感染したことを証明するため、弁護士が作成する書類だけでなく、母子手帳や医療記録など様々な書類を提出する必要がある。

必要書類の内容が複雑であることから、どのような書類を揃えるべきかは専門的な知識が必要となる。

また、給付金を受け取るためには、裁判をして和解しなければならず、その際には裁判に必要な書類を作成する必要がある。しかし、B型肝炎訴訟に必要となる書類は、法律的・医学的に専門的な知識が必要になる。これは、法律や医学について詳しくない人にとっては大きな負担である。

そのため、弁護士に依頼することで、必要書類の取得・作成を全て任せることができ、この点は大きなメリットと言えるだろう。

(2)時間と手間が省ける

給付金を獲得するためには、前述のように裁判をする必要がある。もし、弁護士に依頼せずにご自身で行おうとした場合、ご本人自ら裁判所に行って手続きをする必要がある。これは、仕事を抱えている方にとっては大きな負担である。

そのため、弁護士に依頼することで、全ての手続きを任せることができ、結果として時間と手間を省くことができる。

2、B型肝炎訴訟を弁護士に依頼するデメリットは?弁護士費用について

B型肝炎訴訟を弁護士に依頼した場合には、デメリットとして弁護士費用がかかることになる。具体的な弁護士費用としては、以下の通りである。

(1)相談料

相談料とは、弁護士に相談する際にかかる費用のことである。

相談料は、1時間1万円(税抜)が相場である。しかし、B型肝炎訴訟に関しては現在多くの法律事務所では無料で対応している。

(2)着手金

着手金とは、事件着手時に発生する費用のことで、結果にかかわらず、返金されないもののことである。

着手金についても現在多くの法律事務所では無料で対応している。

(3)成功報酬

成功報酬とは、給付金を獲得できた場合に実際に獲得した金額に応じてかかる費用のことである。

弁護士費用(成功報酬)は、現在、各法律事務所で自由に決めることができるため、一律には決まっていない。ただ、相場としては獲得した給付金の12%ほどである。

なお、B型肝炎訴訟の場合、国からの給付金とは別に、給付金額の4%が弁護士費用として補助してもらえるので、各自の負担金額が安くなることになっている。

 つまり、例えば獲得した給付金の金額の12%を報酬とする法律事務所に依頼した場合、実際にご自身が支払うのは8%となる。

給付金額の4%分弁護士費用が補助されるということは、弁護士費用の負担が軽減されるという重要な意味を持つ。是非知っておいて頂きたい。

(4)調査費用

調査費用とは、正式な依頼の前に、そもそも和解して給付金をもらえる条件を備えているかを調査するためにかかる費用のことである。

調査費用についても、着手金同様、無料で対応している法律事務所が多い。

(5)その他

その他として、印紙代(病状によって金額が異なる)や郵券代(6,000円程度)が別途必要になる。

3、B型肝炎訴訟に強い弁護士の探し方は?

B型肝炎訴訟を弁護士に依頼した場合には、国から補助が出るとしても前述した弁護士費用がかかることになる。安くはない弁護士費用を出してまで弁護士に依頼するならば、B型肝炎訴訟に強い弁護士に依頼したいとお考えになるのではないだろうか。

ここではB型肝炎訴訟に強い弁護士の探し方について説明したい。B型肝炎訴訟に強い弁護士を探す方法としては、以下の方法がある。

(1)親族・友人経由

まずは、親族・友人経由で弁護士を探す方法がある。

また、仮に親族・友人経由で弁護士を見つけることができたとしても、その弁護士がB型肝炎訴訟にあまり強くないということもある。そのような場合には、その弁護士の知り合いでB型肝炎訴訟に強い弁護士を紹介してもらうのも一つの手である。

(2)インターネット経由

インターネットを使って、B型肝炎訴訟に強い弁護士を探す方法もある。

①弁護士のポータルサイトで探す

「弁護士ドットコム」などのポータルサイトで探す方法がある。

②GoogleやYahoo!で検索する

GoogleやYahoo!で例えば、「B型肝炎訴訟 弁護士」と検索してみよう。場合によっては、お住まいの地域名と掛け合わせても良いだろう(例えば、「B型肝炎訴訟 弁護士 東京」など)。

③弁護士会経由

弁護士会経由でB型肝炎訴訟に強い弁護士を探すことも可能だ。

④B型肝炎訴訟弁護団に依頼する

また、全国各地にB型肝炎問題に積極的に取り組む弁護団がある。これもインターネットで「全国B型肝炎訴訟弁護団」のサイトから各地の相談所を調べることができる。

4、B型肝炎訴訟に強い弁護士の選び方は?

一口に弁護士といっても、扱う分野は様々なので、弁護士全員がB型肝炎訴訟に強いわけではない。そこで以下では、B型肝炎訴訟に強い弁護士を見分けるポイントについて説明したい。

(1)経験・実績

弁護士にもそれぞれに得意分野があり、そこでの経験・実績は大きなポイントになる。

最近では専門分野の実績をホームページに掲載している法律事務所も多い。B型肝炎訴訟を全面に押し出していれば、その事務所は経験や実績を伴っている可能性が高い。そのような法律事務所のホームページでは、B型肝炎問題の相談実績や解決実績を掲載しているので、その数字も参考にした方がよいだろう。やはり、相談実績及び解決実績とも多い事務所が信頼できる。

一方で、単に取扱い案件としているだけであれば、それほどB型肝炎訴訟を扱っていない可能性があるので注意が必要だ。

これら経験・実績がどのくらいあるかは、まずはホームページを確認してみるようにしたい。

(2)説明の分かりやすさ

実際に弁護士に相談する際には、その弁護士の説明が分かりやすいかどうかをチェックしたい。特にB型肝炎訴訟は法律的な知識だけでなく医学的な知識も必要となる。

そのような専門用語をそのまま羅列して法律の素人である一般の人を煙に巻くような弁護士では、信頼関係などは築けないし、丁寧な仕事をしてくれるのか、不安がある。分かりやすく説明してくれる弁護士を選ぼう。

(4)質問への答え方

また、相談時は、質問への回答もきちんと見るようにしたい。弁護士が質問に素早く、そして的確に答えられるのであれば、B型肝炎訴訟についての知識や経験の裏付けになるからである。

まとめ

今回はB型肝炎訴訟を弁護士に依頼しようとした場合に知っておきたい事柄について説明してきたがいかがだっただろうか。今回の話がB型肝炎訴訟を弁護士に依頼すべきか悩まれている方の参考になれば幸いだ。

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